納入システム一覧

【オンライン情報処理表示装置】
本装置は、現在気象庁殿で稼働中のL-ADESS装置の基礎となったシステムであり、基本構成として通信処理部、画像処理部、データベース処理部等からなっております。
【舶用気象レーダ監視装置】
本装置は、気象衛星センターにおいて受信・中継された舶用気象レーダデータを受信し、気象擾乱の監視、海上降水量の把握及び気象現象の実態・機構解析等の調査を行い予警報業務に供するとともに、L/Aシステムへ中継を行う装置です。
【航空気象定時観測気象通報装置】
本装置は、ボルメット放送に使用される主要空港の航空気象官署において、正確なフォーマット、正確な略語を用いてMATAR報、SPECI報等を通報するために、それぞれの電報等発信前に容易かつ確実・迅速にチェックを行い、伝送制御装置を経由してL-ADESSへ送信する装置です。
【気象データ・オンライン表示処理装置】
本装置は、東京都建設局と総務局間で送受信が行われる河川情報データの受信を行い、受信した河川情報を気象電報形式に変換及び編集を行い、伝送制御装置の地上送信チャンネルに対して送信処理を行う装置です。
【共用飛行場情報配信装置】
本装置は、共用飛行場の気象官署において、防衛庁が観測した気象データ(METAR等)を受信し印字出力するとともに部外ユーザーに対し、同データを中継送信するものです。
また、既設L-ADESS端末装置と接続して同装置から受信した気象データを選択抽出し、防衛庁を含めた部外ユーザーに送信するものです。
さらに、本体装置(コンソール)において飛行場内連絡報等を画面と対話形式で作成し、送信する装置です。
【航空気象情報配信装置】
本装置は、航空気象官署において、L-ADESS端末装置(以下、L/A端末装置という)及び空港気象常時監視通報装置(以下、通報装置という)と接続しデータの送受信を行う。
通報装置から受信したデータは必要に応じて情報を付加して部外機関に送信するとともに指定するデータはL/A端末装置にも中継送信する。L/A端末装置からの受信データは、指定するものを抽出し部外機関に送信する等、航空気象情報の中継配信を行う装置です。
【飛行場気象状況電話応答装置】
本装置は、航空事業者等からの気象状況等の問い合わせに対して、情報提供業務の効率化及びサービスの向上を図るもので、L-ADESS端末装置から受信した気象データ(SAJP,SPJP、ヨホウ、チジヨウ、チジヨウジドウ、ケイホウ、ケイホウトク、チユウイホウの電文)を音声出力へ変換し、電話による自動応答を行うための装置です。
【気象データ処理装置】
本装置は、気象庁より部外配信されている(HDLCフリーラン方式)気象データ(A/Nデータ)を受信し、主として航空気象情報の解析及び雲情報のプロットを行い、必要なデータの格納及び表示処理を行う装置です。
【風向風速データ収集表示装置】
本装置は、ALFLEX実験機の飛行実験時に滑走路上の風向風速データを収録、演算し、着陸時のデータ解析に使用するものです。
また、実験機の着陸時の風向風速データを収録、演算、処理することにより実験機の横風制限図を実時間で表示することが可能です。ALFLEX実験の実施及びデータ解析のシステムとして使用する装置です。
【共用飛行場気象データ受信装置】
本装置は、自衛隊(小松基地)の観測機器から観測データ(風向風速及び滑走路視距離)を取り込み変換等を行い伝送し、そのデータを処理してデジタル値及びアナログのグラフ表示による時系列の画面表示を行う装置です。
【管制悪天情報表示装置】
本装置は、各管制気象課において手作業で航空局航空交通管制部(ACC)へ提供している情報の業務効率化を図るため、L-ADESS端末装置から受信したSIGMET情報・空域悪天情報(ARMAD)・飛行場警報・飛行場気象情報・火山関連情報・台風の予想位置・雷情報等の情報から必要な地点・内容等を抽出し、ITV画面上に図表形式で表示を行う装置です。
【気象情報自動応答装置】
本装置は、L-ADESS端末装置から受信した気象警報・注意報及び気象実況報(共に複数地点)等を用いて外部からの電話照会に対応するため、電文解析機能及び音声応答機能を有する装置です。
【集中監視表示装置】
本装置は、気象庁本庁及び各気象台に設置されている各種機器の障害や運用状況などを、スイッチ又は接点信号等により相互の各関係部局へ円滑に報知するため、ランプ表示、ブザー鳴動で報知を行う装置です。
【障害通知器】
本装置は、集中監視表示装置の監視制御部で検出された障害発生信号を自動的にメールに変換し、速やかに予報部業務課を含む関係課室の管理者に伝達することを目的とした装置です。
【プロトコルコンバータ】
本装置は、X.25通信手順とTCP/IPソケット通信手順間でのプロトコル変換を行う装置です。
【気象データ配信システム】
本装置は、気象庁殿より配信される気象データを受信し配信テーブルに登録されているユーザーに配信します。システムは冗長化されており、装置の安定稼動がはかられております。
【週間予報開発支援装置】
本装置は、週間天気予報の精度向上のため、アンサンブル数値予報の特性を活かした週間天気予報の確率分布ガイダンスの開発や対話型処理によるガイダンス評価システムの開発を的確に実施できる環境を強化するために、大容量データストレージ機能を備えたサーバ、対話型処理の開発のための端末、及び検証端末等を有した装置です。
【海洋気象観測用情報管理装置】
凌風丸船内データ通信ネットワークは、海洋気象観測船凌風丸の船内にデータ通信網を構成し、各海洋気象観測装置・航海装置等を接続することにより、各装置間のデータ通信を行い、また端末装置を接続することにより船内各部署でのデータの監視を行う装置です。
【JMH通報装置】
本装置は、気象情報伝送処理システムから受信した、または、本装置に付属するイメージスキャナ等により取得した、天気図及び気象衛星画像を短波FAX(WMO様式)に変換し、決められたスケジュールに基づいて、送信所向けの専用回線に出力する装置です。
【船内データ通信ネットワーク構成装置】
凌風丸LAN端末データ表示プログラムは、船内LANから航海情報、海上気象情報、ウインチ計情報を読み込み、端末装置に情報を表示するプログラムです。
【ファイル形式データ配信システム】
本システムは、気象庁よりFTP送信されるファイル形式の各種気象データの中から、各利用者が必要とする気象データを抽出し、FTP送信(PUT方式)により提供する。
また、GET方式による気象データの取得も可能なシステム構成としている。
なお、システムは冗長化されており、装置の安定稼動がはかられております。
【飛行場内気象情報提供装置】
本装置は、気象庁より提供されている飛行場内気象情報(レーダーエコー、気象FAX、各種テキストデータ)をTCP/IPネットワーク、あるいはインターネット回線を通じてGET方式で入手し、一旦アプリケーションサーバに蓄積し、ユ-ザーに利用しやすい形態に加工して提供する装置です。
サーバからはWebサーバを通じて配信されるため、受信PCではウェブブラウザで閲覧可能です。
【気象情報受信端末装置】
本装置は、(財)気象業務支援センターより送信される各種の気象情報を自動受信し、データ格納及び電文データ表示を行う装置です。
【緊急地震速報受信端末装置】
本装置は、(財)気象業務支援センターより送信される緊急地震速報を自動受信し速やかに警報装置に警報を出力します。
電文解析を行い解析結果を複数の表示器等に出力します。解析結果は予測震度、予測到達時間となります。
また、受信時には複数の受信装置(PC)に電文の再配信を行います。